ささやかな贖罪

 比較的仲の良い同期が、私のことを「誰にでも好きって言ってそう」と評していたらしい。(陰口の文脈ではない)
 昔の自分が聞いたら何が起こったの!! ってびっくりすると思います。絶対に、そういう評価を受けるような人間ではなかったので。

 非社交的で偏屈で、どちらかというと好きな人よりも苦手な人のほうが多い。付き合いは狭く深く。飲み会やイベントに誘われても理由をつけて不参加。典型的な根暗という感じの社交を長らく続けてきました。
 人付き合いというものに対してあまりにも不誠実で、失礼な人間でした。

 ということをうだうだ書いていたら1年半前の記事でも同じような懺悔をしていて笑ってしまいました。
 たまに夢に見るくらい、ずっとずっと後悔している。

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 自分なりに試行錯誤した結果、4月からの職場では周囲と良い関係を築けています。
 以前では考えられないくらいいろいろな人に「わたし」という存在を気にかけてもらえて、思いやりや優しさに未だに恐縮してしまいます。
 人付き合いは労力のいることで、それなら別に当たり障りのない薄い関係のままでいいやとずっと思っていたけれど、実際やってみたら私はそのあたりがあまり苦にならないタイプでした。このへんの加減は人によるのだろうなと思います。
 誰にでも好きとは言ってないです。

 ここ数日本当に胃腸の調子が悪くて顔色や体調が終わってるんですけど、同僚からアルバイトのおばちゃんまでいろんな人に心配してもらえて、少しはがんばれているのかな……とすくわれた気分でした。(気持ちが弱っている)
 せめて手の届く範囲内では「良い人」でありたいです。