【12/15】超簡単に鶏ハムを作ろう

自炊初心者の人向けにきちんと記事を書こうと思ってるんですけどそれはそれとして。
庶民の味方、鶏の胸肉を超簡単にジューシーで激ウマな鶏ハムにします。胸肉は安いけどパサパサで苦手……って人にこそ作ってほしいです。
材料も少ないうえ、冷蔵庫で保存すれば3~4日ほどは大丈夫なので普段自炊しない人にもおすすめです。

材料

  1. 鶏胸肉 1枚
  2. 砂糖・塩 それぞれ約大さじ1弱くらい 適当でOK
  3. ラップ 
  4. 鍋にたっぷりのお湯
  5. (お好みで)胡椒・ハーブソルトなど

①胸肉の皮を取り、砂糖→塩の順番ですりこむ

鶏皮はハムにするときは不要なので取っちゃってください。捨てるのがもったいないって人は小さく切って塩胡椒で炒めるだけで簡単なおつまみになります。
必ず砂糖→塩の順番で塗ってください。こうすることで鶏肉から水分が逃げにくくなり、食感がしっとりしたハムになります。
生肉を触る前後はしっかり手指を洗って消毒してください。肉や魚を調理するときに切り開いた牛乳パックの上で作業すると、あとでまな板を消毒する手間がなくなるので楽ちんです。

②密封し、放置

塩と砂糖を刷り込んだ胸肉を密閉して冷蔵庫へ。ビニール袋に入れて口を結んだり、お皿に置いてラップを張ったり、とにかく密封できればなんでもいいです。
半日~一日ほどおくと旨味が増しますが、すぐに食べたい場合は20分くらいでも大丈夫です。胸肉から水が出るので気をつけてください。

③胸肉を流水で洗い、ラップで巻いて形作る

そのままハムにしてしまうとしょっぱすぎるので、ここで軽く塩抜きをします。
胸肉を洗ったらラップの上に広げ、隙間ができないように外側からくるくると巻いていき、キャンディーの形になるように整えます。胡椒やハーブソルトを使いたいときは巻く前にお肉全体にまぶします。
ラップの片方を結んだりゴムで留めたりして固定し、そちら側を下にしてとんとんと押し付けると綺麗な形になります。反対側も留めてキャンディーの形になったら、茹でるときに水が入らないように改めてもう一周ラップで巻いておきます。ここまででほぼ完成!

④鍋にたっぷりお湯を沸かし、③を投入

必ずお肉がしっかり浸かるくらいのたっぷりのお湯に入れてください。湯量が少ないと中まで火が通りません。
お肉を入れたあとにもう一度沸騰したら火を止め、お湯が冷めるまで放置します。

⑤完成!

冷めたら取り出して切ってみるとあら不思議、お店で出て来るようなハムになっています。
しっとり柔らかでおいしいです。少ししょっぱいので酒の肴にもどうぞ。

お肉を巻くときにねぎや塩レモンや食べるラー油、たらこなどを挟むことでいろいろなバリエーションを楽しむことができます。
私はハムの中と外に粗挽き胡椒をがっつりまぶすのが好きです。スパイシーになります。
胸肉はどこでも安く手に入るし特別な材料も使わないのでぜひ作ってみてください。