若いうちにするべきこと

という題目で示されている事柄といえば勉強・読書・恋愛(失恋)・旅行・貯金・人脈を作る……といったことがよく挙げられていると思うのですが、私は「好きな格好をする」ことを主張したいです。

コンプレックス・エイジ(1) (モーニング KC)

コンプレックス・エイジ(1) (モーニング KC)

 

第一話はここで読むことができます。ちなみに読みきりのこちらは題材は違いますが同様のインパクトがあります。

 

自分が中学生頃の話ですが、ある日普段あまり会わない親戚と洋服を買いに行ったときに、「若いうちにしか着られない服が世の中にはたくさんあるんだよ」と言われ、なぜかこの言葉にとても衝撃を受けた覚えがあります。

親からは「若いのに(派手な服を着ないなんて)もったいない」と再三言われていたのですが、そのときようやく「もったいない」の意味がわかりました。いま思えば当たり前のことなのですけれど。

 

昨今なにかと話題になるオタサーの姫ですが、見た目のイメージだけが広まって「異性に囲われている」という事実がなくてもそう呼ばれることに何となくもやもやします。

あまり高価ではない(悪く言えば安っぽい)ひらひらの服、ニーハイソックス、猫タイツ、動物耳パーカーなど曖昧な定義でオタサーの姫の格好として類型化されたファッションアイテムが数多くあります。そしてそれらはある程度年を重ねたら「卒業」しなければいけないものばかりです。

「コンプレックス・エイジ」の読み切りの中に、若い女の子が主人公に向かって「引き際が肝心ですよね」と言い放つシーンがあります。若いうちに着ていれば「変わってる」「ちょっとイタい」くらいで済んだ服が、年を取ると「非常識である」に変わっていくのは残酷だなぁと思います。

結局は周りを気にせず好きな服を好きなように着る人が最強なのでしょうなー。

 

あまりまとまらない記事になってしまいましたが、個人的にはモラトリアム期のうちに髪の毛の毛先を赤や青などのグラデーションで染めるのをやってみたいです。

(ということをTwitterでつぶやいたら「ウィッグという手もあるよ!」と助言をいただきました。なるほどな!)