12月の読書記録

 

 シリーズを一気読みで再読。ラブラブいちゃいちゃな恋愛小説が読みたくて久しぶりに手に取りました。そして読むたびに言論統制や図書館の在り方について考えさせられます。

ところで、図書館戦争のハードカバー版が発売されたのが2004年だそうです。当時は本屋さんに平積みされた本書をぱらぱらとめくり、漢字が多くて難しそうだからと読むのを諦めた記憶があります。

 

ここは退屈迎えに来て

ここは退屈迎えに来て

 

 ある方が紹介しているのを見てからずっと読みたくて仕方がなかった本。タイトルにずきゅんときます。

思春期をもっと大切にしておけばよかった。

 

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

 

生者と死者の間も取り持つ使者(ツナグ)の話。映画化されたらしいのですがそちらは今度見てみようと思います。

短編がところどころ繋がりを持つギミックとほのぼのと見せかけておいてものすごい毒を仕込んでくるあたりが辻村さんらしい。幸いまだ身近な人が亡くなったことがないので、話に出てくる「どんな手を使ってでも死者に会いたい人」の気持ちがわかりません。幸せなことです。キラリちゃんの話が好きでした。

 

 安定の面白さ。最初の「旅人達の話」が良かったです。

キノの旅の1巻は2000年に発行されたらしいです。じゅ、14年前……。