- 作者: 有川浩,徒花スクモ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 850回
- この商品を含むブログ (228件) を見る
シリーズを一気読みで再読。ラブラブいちゃいちゃな恋愛小説が読みたくて久しぶりに手に取りました。そして読むたびに言論統制や図書館の在り方について考えさせられます。
ところで、図書館戦争のハードカバー版が発売されたのが2004年だそうです。当時は本屋さんに平積みされた本書をぱらぱらとめくり、漢字が多くて難しそうだからと読むのを諦めた記憶があります。
ある方が紹介しているのを見てからずっと読みたくて仕方がなかった本。タイトルにずきゅんときます。
思春期をもっと大切にしておけばよかった。
生者と死者の間も取り持つ使者(ツナグ)の話。映画化されたらしいのですがそちらは今度見てみようと思います。
短編がところどころ繋がりを持つギミックとほのぼのと見せかけておいてものすごい毒を仕込んでくるあたりが辻村さんらしい。幸いまだ身近な人が亡くなったことがないので、話に出てくる「どんな手を使ってでも死者に会いたい人」の気持ちがわかりません。幸せなことです。キラリちゃんの話が好きでした。
キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (12件) を見る
安定の面白さ。最初の「旅人達の話」が良かったです。
キノの旅の1巻は2000年に発行されたらしいです。じゅ、14年前……。